関之尾の滝
「日本の滝100選」に選ばれている関之尾滝は、幅40m、高さ18mにも及ぶ大滝、そして木々の間から流れ落ちる男滝、女滝の3つの滝があります。また、滝の上流には、国の天然記念物に指定されている世界有数の甌穴(おうけつ)群があります。長い歳月をかけてできた大小さまざまな深い窪み(甌穴)が、溶結凝灰岩の河床に刻み込まれています。その形成は現在も進行中で、このような甌穴群は世界でもめずらしく、地質学上貴重なものです。滝から上流600m、最大幅80mに渡って広がる甌穴群は迫力満点です。
母智丘の桜
「日本のさくら名所100選」に選ばれた母智丘公園の桜は、都城に本格的な春の訪れを告げてくれます。2Km続く桜並木の美しさとその迫力に圧倒させられます。公園には、ソメイヨシノ、八重桜など約2600本のほかにツツジや彼岸花が植えられています。3月下旬~4月上旬には、桜まつりが開催され、民俗芸能や踊り、各種イベントなどで連日にぎわいます。 丘の頂上には、母智丘神社があり、ここから眺める桜並木の美しさはまた格別です。
早水公園
緑深い木立と大小の池が美しい早水公園には、仁徳天皇の妃となった髪長媛が使われたという湧水が、現在も枯れることなく池を潤しています。4月には市の花であるアヤメ42万本が美しく咲きそろい、訪れる人の目を楽しませてくれます。
金御岳
都城盆地はスカイスポーツに適した地形をしており、金御岳公園はハンググライダ-やパラグライダーの絶好のポイントとして知られています。公園内の展望台からは霧島連峰や都城のまちが一望でき、市街地の夜景も楽しめます。秋には、ワシタカ科の一種であるサシバの渡りを観察できます。ピークは10月12日前後で、3万羽を数えたこともあります。
都城歴史資料館
都城歴史資料館のある城山は、都城島津氏の2代北郷義久が1375年(永和元)に築城した都之城があった由緒ある場所です。館内では島津家に伝わる文書や美術工芸品、都城の歴史、文化に関する資料を展示しています。
霧島連山
霧島連山は昭和9年3月16日に国立公園に指定。宮崎県と鹿児島県の県境に沿い南北に広がる火山群で霧島屋久国立公園に位置する大小20数峰の集まりです。春夏秋冬、都城盆地よりはるか望む美しい山並み霧島連山は都城の四季に美しく映え、その雄大さは都城市民の象徴として広く親しまれています。